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インディ・ジョーンズ最後の聖戦(ハヤカワ文庫NV イ 4-3)
価格: 780円 レビュー評価: レビュー数:
ドゥームズデイ・ブック (夢の文学館)
価格: 3,670円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1
タイムトラベルの話なのでSF作品だろうが、2054年が現在のせいか、SFに興味のない私でも面白く読めた。1300年代の部屋の様子・ドレスや布の種類・生活習慣などが詳しく記してあるが、マイナス面が目立ち、何か良い所もあるのではないかと思ってしまった。ペストで倒れた人たちを全力で看病するという話は、映画でも他の小説でも目にした事があり珍しくないが、キヴリンと神父が力を合わせてというのがよかった。やっぱり最後は神父もかぁと思ったり、これで良かったんだと思ったり。ダンワーシイの2054年現在での、うろたえぶりとがんばりぶりに、グイグイ物語の中に引き込まれてしまった。
ダンワーシイの周りの人たち
キャピトルの物語 (ハヤカワ文庫SF―ワーシング年代記)
価格: 571円 レビュー評価: レビュー数:
神の熱い眠り (ハヤカワ文庫SF―ワーシング年代記)
価格: 714円 レビュー評価: レビュー数:
スロー・バード (ハヤカワ文庫SF)
価格: 903円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1
マイナーSF作家イアン・ワトスンの短編集である。
収録作は以下。
「銀座の恋の物語」「我が魂は金魚鉢の中を泳ぎ」「絶壁に暮らす人々」
「大西洋横断遠泳」面白い。大西洋横断遠泳を国際選手が競う。笑える。経済学SFかも。
「超低速時間移行機」「知識のミルク」「バビロンの記憶」
「寒冷の女王」面白い。冷戦ということばを風刺し、かつ意外な結末へと導いてくれる。
「世界の広さ」「ぽんと開けよう、カロピー!」「アイダホがダイブしたとき」
「二〇八〇年世界SF大会レポート」「ジョーンの世界」「スロー・バード」
ハッカーと蟻
価格: 734円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1
 主人公の勤めるゴーモーション社は、全自動操縦可能なバギーを発売して大儲けした会社(という設定)ですが、ここの開発のやり方がサイバースペースで部品設計から試作・物性試験(強度・破壊・操作応答性まで。個々には金に糸目を付けなければ現在も可能でしょう)までやってしまいます。設備投資は莫大でしょうがうまくいけば製作費に人件費に開発時間を大幅節約。
 巧いな、と思ったのはこの製品、キット販売という設定。イギリスのスポーツカー・ケータハム7のキットはもとより、アメリカでは軽飛行機までキット販売しているそうですから、これもありそうな設定です。でも何で?そう、このクルマを製造販売すれば、運転者不在で
図書室のドラゴン (ハヤカワ文庫FT)
価格: 530円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1
何をやってもさえない思春期真っ盛りの16歳の少年は、ふとしたきっかけで
別世界・マクガルヴィーランドに転相(フェイズ)できるようになった。
このマクガルヴィーランドでは、図書室の中にある本の中に自由に行き来でき、いろんな物語の主人公になることができる。
いくつもの物語と現実が次々に(細切れに)同時並行的に進行していく。

思春期の少年の溜息とともに語られる、ちょっと湿っぽいひねくれたSF&ファンタジー。

太い骨太のストーリーを求めてる人にはお勧めできないです。
いろいろ読んできてちょっと変わり種
フリーウェア (ハヤカワ文庫SF)
価格: 945円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2
ロボットが意志を持ち反逆する古典テーマも、昔AUTODESK社で働き今はサンノゼ州立大コンピュータサイエンス学部・ラッカー教授のスラップスティックな手に掛かれば「ソフトウェア」となり、2作目はそのロボットが生物に興味を持ち始めて「ウェットウェア」、そして最後は全てをアナーキーな混沌に突き落とす(あれ?ロボットの人権の話じゃないんですか?)「フリーウェア」と、ここんとこ聞いた最高のうまい三題噺となっている最終巻。買わなきゃ。
それにしても3冊とも「ラッカー」で検索できないのは困るな。皆さんも翻訳者の「黒丸尚」さんの名前で検索して下さい。在庫切れの嵐ですけど。
時空ドーナツ (ハヤカワ文庫SF)
価格: 651円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1
ラッカーの処女長編。「最大のものは最小だ」という禅問答のようなアイデアを活かした作品。強烈なイメージが喚起される。これが数学やら物理学に裏打ちされた作品で、そこに「ラッカーの素」を振りかけたら、こんな本ができちゃったという理系文系問わず楽しめること疑いなし。ただし、P.K.ディックのような暗さが好きな方はご遠慮なされたし。